01
カウンタートップから決める
カウンタートップは色・素材感ともに最も面積が大きい要素のため、特にアイランドが大きい場合は慎重に選ぶ必要があります。この広い面がキッチン全体の素材選びの土台になるため、最初に決めるのがおすすめです。
耐久性があり、お手入れしやすいカウンタートップを選びましょう。まずは石英(クォーツ)か御影石をチェックするのがおすすめです。より個性的な表情を求めるなら、ステンレスや無垢材もよい選択肢です。軽やかで滑らかな、光を反射する素材を選ぶと空間が明るく見えます。大判のタイルや石材のスラブを使えば目地を最小限に抑えられ、継ぎ目のないすっきりとした仕上がりになります。統一感とシンプルさを保つため、キャビネットとアイランドには同じカウンタートップ素材を使い、変化は最小限にとどめるのがおすすめです。
02
キャビネットを選ぶ
キャビネットは、素材選びの出発点にするのもよい方法です。壁付けキャビネットはちょうど目線の高さに来るため、キッチンの中でも特に目に入りやすい部分だからです。
素材の組み合わせは、シンプルで自然なものを基本にしましょう。扱いやすくするには、1〜2種類程度の素材に絞るのがおすすめです。奥行きや質感を出したいときは、別素材を少量だけアクセントとして加えると効果的です。空間を広く明るく見せたいなら、明るい色のキャビネットを選びましょう。
03
仕上げ要素でまとめる
鍵になるのはコントラストです。カウンタートップの色や素材感が濃く主張の強いものであれば、ドアパネルは明るい色でバランスを取りましょう。単色でまとめるのも美しい方法ですが、カウンタートップの柄や質感が目立つ場合は、ドアパネルを落ち着いた色にして視覚的に引き算すると、空間が整って見えます。床材は周囲の部屋との続き具合で決まることが多いですが、キッチンの色づかいと衝突しないよう注意しましょう。
照明や金具、バースツールなどの小さなディテールも、キッチン全体の印象をまとめる大切な要素です。ただし、ここでも欲張りすぎないことが肝心です。複数の素材や色を組み合わせたキッチンほど、繊細なバランス感覚が求められます。